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オリンパス、タイで内視鏡診断医育成 AIシステム活用

2021年7月21日(水) 23時31分(タイ時間)
【タイ】オリンパス(東京都新宿区)は21日、内視鏡医が不足するタイでの内視鏡診断普及のため、総務省プロジェクト「タイにおける高精細映像技術を活用した内視鏡及びAI診断支援システムの国際展開に向けた調査研究」に事業推進者として参画すると発表した。

 タイで内視鏡AI(人工知能)診断支援システムの有用性や普及可能性に関する実証調査を実施する。2021年8月から2022年3月にかけ、プロジェクトの協力機関である昭和大学横浜市北部病院の医師が講師として、タイ消化器内視鏡学会から任命されたマヒドン大学附属シリラート病院および主要医療機関の医師に、大腸内視鏡による病変の検出から鑑別診断までのトレーニングを実施し、指導医を育成する。

 タイでは食生活の欧米化や高齢化にともない、がん罹患率が近年増加傾向にある。特に大腸がんはがん全体の中で罹患率が4位、死亡率が3位と高く、社会的な課題となりつつある。がんの早期発見や治療に欠かせない内視鏡検査の需要増加が見込まれる一方で、内視鏡検査に必要な高い知識や技術を持つ医師は不足している。
《newsclip》