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ワクチン接種で検疫隔離なし 「プーケット・サンドボックス」 1カ月で1.4万人来訪

2021年8月5日(木) 23時22分(タイ時間)
【タイ】タイ観光庁(TAT)によると、タイ南部プーケット県が新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた国外からの外国人旅行者を検疫隔離なしで受け入れるプログラム「プーケット・サンドボックス」は7月1日の開始から同月末までで1万4055人の旅行者を受け入れた。

 国別では米国が最多で1802人、次いで英国1558人、イスラエル1455人、ドイツ847人、フランス839人だった。

 ホテルの予約は7月が計19万843泊、8月10万9694泊、9月9182泊。

 TATは「プーケット・サンドボックス」による7~9月の外国人来訪者10万人、インバウンド観光収入89億バーツを見込んでいる。

 プーケット県庁によると、「プーケット・サンドボックス」で7月1日~8月4日に来訪した外国人は1万6060人で、このうち43人がプーケットでの入国時の検査で新型コロナ陽性となった。また、プーケット県で4月1日~8月5日に報告があった新型コロナ感染者(「プーケット・サンドボックス」を除く)は1299人で、8月5日は65人に上った。

 タイ政府はタイ入国・帰国時にホテルなどでの14日間の検疫隔離を義務付けているが、基幹産業であるインバウンド観光の復活を目指し、「プーケット・サンドボックス」を始動した。7月15日からは同様のプログラム「サムイ・プラス」をタイ南部スラタニ県のサムイ島、パンガン島、タオ島で開始した。

 タイではデルタ株による新型コロナの感染が急増し、8月4日、5日の1日の新規感染者数が2万人を超えた。バンコク首都圏を含む広い範囲で都市封鎖(ロックダウン)が行われているが、感染拡大に歯止めがかからず、首都圏では医療の逼迫が続いている。
《newsclip》