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タイ77景(53)ウタイターニー県(Uthai Thani) タイ北部

2021年8月15日(日) 23時04分(タイ時間)
ウタイターニー県(Uthai Thani) タイ北部の画像
ウタイターニー県(Uthai Thani) タイ北部
 「夜明けの町」「始まりの町」という意味の県名。多くの政府機関が北部に区分けしているが、中部ナコンサワンの下にある県で、チャオプラヤー川を中心に広がる。

 タイ中央部の先住民族であるモン族が川沿いに集落を形成したのが始まりで、後のタイ族の移動によってスコタイ王朝に組み入れられる。水流の変化で一度は荒廃したが、アユタヤ王朝時にカレン族がダムを造って復興させたという。アユタヤ王朝後期には現ラッタナーコーシン王朝の祖先が移住、ラマ1世ゆかりの地となった。ラマ5世が行幸で県北部の村を訪れている。

 町の中心、小高い山の上に建つ寺院、ワット・サンカット・ラタナ・キーリーは、雨期明け(暦上でオークパンサー、出安居)の行事で有名。より厳しい修行を積んで雨期を過ごした僧侶を、在家者が山のふもとで迎えるというもので、数百人の僧侶が続々と山を下りてくる。ただ、僧侶のほとんどは界隈の寺院から車でやってきて行事に参加、全員が山上の寺院で過ごしたわけではない。

人口:32万9,000人(2018年、内務省地方自治振興局)
面積:6,730平方キロメートル(エネルギー省)
   人口56万人の日本最少の鳥取県の半数ほど
   面積6,708平方キロメートルの島根県ほど
距離:バンコクから219キロ(タイ道路協会)
《newsclip》

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