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タイでシノバックワクチン批判 在タイ中国大使館が反論

2021年9月8日(水) 01時43分(タイ時間)
【タイ】新型コロナウイルスワクチンとしてタイで広く使用されている中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチンへの風当たりが強まっている。

 医療関係者が接種後に新型コロナに感染、死亡する事例が度々報じられたためで、プラユット首相兼国防相ら政府高官のほとんどがシノバック製ではなく英アストラゼネカ製ワクチンを接種したことも、国民の疑念を呼んだ。先週の閣僚不信任案審議で、タイ政府によるシノバック製ワクチン購入をめぐる不透明な経緯も野党の追求で明らかになった。

 シノバック批判の高まりについては、ドーン副首相兼外相、チュワン国会議長らが、中国との外交関係を損なうとして、懸念を示している。

 こうした中、在タイ中国大使館は3日、自館のフェイスブックに声明を出し、中国製ワクチンは世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに記載され、タイ食品医薬品委員会の許可を受けており、安全性、有効性に問題はないと反論した。タイの一部の個人、組織が根拠なく誹謗中傷し、中国側のタイ国民支援の願いを傷つけたとして、不当な行為をやめるべきと呼びかけた。

 この投稿にはタイ人から「中国の支援に感謝している」「中国製ワクチンは北朝鮮も受け取らなかった」など、謝罪や感謝、批判など賛否両論の約1.5万件のコメントが寄せられた。
《newsclip》