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ワクチン接種で入国時検疫隔離なし バンコク、10月15日以降に延期

2021年9月16日(木) 00時44分(タイ時間)
【タイ】新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた国外からの来訪者をタイ入国時の14日間の検疫隔離なしで受け入れるプログラムについて、バンコク都は当初予定の10月1日開始を見送り、10月15日始動を目指す。

 ピパット観光スポーツ相とアサウィン・バンコク都知事が15日に協議し、開始の条件としていた都民の7割以上への新型コロナワクチンの2度接種が実現できていないことから、延期を決めた。

 ピパット観光スポーツ相はフェイスブックへの投稿で、都知事や保健省、各方面の事業者と定期的に会合を開き、15日の開始を目指し調整を急ぐ考えを示した。

 タイ政府は入国・帰国時にホテルなどでの検疫隔離を義務付けているが、基幹産業であるインバウンド観光の復活を目指し、新型コロナワクチンの接種が完了した外国人旅行者を検疫隔離なしで受け入れるプログラムを7月1日に南部プーケット県で開始(プログラム名「プーケット・サンドボックス」)。これまでに南部スラタニ県(サムイ島、パンガン島、タオ島)、クラビ県(ピーピー島など)、パンガー県(カオラックなど)などに拡大した。

 10月1日からは、バンコク、北部チェンマイ県(チェンマイ市など)、東部チョンブリ県(パタヤ市など)などで同様のプログラムを開始する予定だった。

■プーケット、ワクチン接種済みの入国者91人が陽性

 「プーケット・サンドボックス」の利用者は7月1日の開始から9月14日までで3万2005人で、このうち91人が入国時の検査で新型コロナ陽性となった。感染者と濃厚接触者はホテルで強制隔離となる。

 プーケット県で4月1日~9月15日に報告があった新型コロナ感染者(「プーケット・サンドボックス」を除く)は7449人。9月2日以降は連日、1日の感染者数が200人を超えている。

■バンコクの感染者、減少傾向鮮明

 バンコクで4月1日~9月15日に報告があった新型コロナ感染者は33万1911人。8月には一時、1日の感染報告が5000人を超えたが、9月14日は2788人、15日は2772人と減少傾向が鮮明になっている。
《newsclip》