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タイは毎日がゴルフ日和

勝ち組・負け組

 世界的な不況、特に韓国の経済停滞で今年のゴルフシーズンは例年になく静かに終った。

 チョンブリ、ラヨン、カンチャナブリ、カオヤイなど、バンコク近県のゴルフ場は例年この時期だけが頼みの綱であるところが多く、お得意様の韓国人団体はもちろん、「金払いの良い」北欧からの客も激減。何とも気の毒な限りだが、こんな状況でも経営的に例年どおりというゴルフ場もある。

 ゴルファーであれば誰もが払うグリーンフィ。これは「KEEP GREEN FEE」すなわち緑(芝)を維持するための費用。しかし今年はその芝を維持するどころか、それ以外の施設の維持管理もままならないゴルフ場も多かったであろう。

 芝の管理は多少手を抜いても、敷地が広く大きな損害が見えにくいが、ベテランのコース管理者によれば、2シーズン管理をサボるともう元の状態には戻らないか、それに近い状態になってしまうそうだ。

 ゴルフ場オーナーも、この不況ではコースそのものを売却というタイ人経営者の「得意技」を使いたくても、買い手が見つからない。現場は集客不足で優秀なキャディがコースを離れ残ったキャディと荒れたコースでクレームが相次ぎ、対応する社員も暗くなる。

 こういう景気になる前から、毎年定期的に維持管理にお金を使ったコースと、収益がどこかに消えてしまうコース。今年は大きく明暗を分けた。

 不況でプレーの回数が減り、費用に大差がなければ客がどちらのコースを選ぶかは明確だ。

パノラマ・インターナショナル・マーケティング(株)
筧 由希夫 代表取締役
kakei@panorama-intl.jp


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筧 由希夫

パノラマ・インターナショナル・マーケティング(株)代表取締役

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