タイは毎日がゴルフ日和
最近、ゴルフ場のスターターと見習いキャディを連れてラウンドする機会が多い。ゴルフを始めて15年、握りで苦しめられた時代からある程度上達した今でも、年長者との同伴が多かったため飛距離を意識することは少なかった。しかし20代で体力旺盛の若者相手ではティーショットで20ヤード離され、さらに力んで2打目もミスとなる。昔、先輩からささやかれた「あがってナンボ」という言葉は、バックスイングと同時に頭中から消えてしまう。
現在、世界のプロゴルフツアーでは“飛ばすこと”が絶対条件だ。どんなに小技が巧くても、ドライバー、アイアンの飛距離がないと難しいグリーンをシビアに攻めきれない。バーディーを獲ることが仕事のプロは、飛距離を稼ぎ、短いクラブで精度の高いショットを打つために道具の進化に順応し、極限まで体を鍛える。飛ばない選手は今後ますます勝つのが難しい時代に入った。
我々アマチュアはそこまでシビアではないが、ゴルファーにとって飛距離は永遠のテーマ。歳を重ねて体力が落ちても、「昔の絶頂期が今でも自分の基準」であり、ベスグロやドラコンを総獲りしたころの感覚が忘れられず、硬いシャフト、難しいヘッドのクラブから離れられない。
今年も誕生日が過ぎまた一つ歳をとった。飛距離を諦めてもコンペで優勝、握りでも勝ち、また勝負にこだわらなくても楽しいゴルフが出来るのがアマチュアだ。小技を磨き、若い頃自分を散々痛めつけた「ステディなオヤジゴルフ」にシフトチェンジする時が訪れたようだ。
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パノラマ・インターナショナル・マーケティング(株)代表取締役