タイは毎日がゴルフ日和
18歳に満たない学生達が、一流ブランドの最新ドライバーに日本製の高級シャフトを差し直し、1ダース2000バーツ以上する新品のボールを全員が使用。まだ幼い表情の子供だが、道具や外見だけではプロゴルファーと変わりない。
先日、サイアムCCプランテーションにてタイ国学生選抜を決める全国大会が開催され、各県代表の男女が一堂に集まった。この大会の上位者はタイ国代表として国際競技などへの出場資格が与えられるそうだ。
子供同様、“未来のプロスポーツ選手の親達”も、その熱の入れ様は並みでない。練習場やコース内で、常に子供に付きっ切り。一応高級といわれるコースだが、相変わらず得意のサンダル履きだ。子供も日本人に比べると正直で文句を言わずに従っているが、リラックスどころかさらに緊張しストレスを溜めている様にしか見えないところが微笑ましい。
試合は2日間の合計スコアで争われたが、ラウンド後に人目を憚らず大泣きしている子供を数多く見かけた。日ごろ行くゴルフ場では、常に好スコアで周囲の注目を浴びていたのに、今回は経験したことのない大叩きに驚き、また親から叱咤されたのであろう。
3月に同コースで行われた米女子ツアーで優勝したオチョア選手でさえ手間どった難易度であれば当然の結果だが、それを受け入れる余裕さえなく、親子揃っての落胆ぶりだ。
裕福に育ち、あまり味わったことのない「恥ずかしい」思いにプライドの高いタイ人が涼しい顔で得意の言い訳をする余裕すらなく、人前で見せた印象的な光景だった。
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パノラマ・インターナショナル・マーケティング(株)代表取締役