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それでもサイゴン暮らし

娘と不満の多い幼稚園

娘が幼稚園に行きたがらず、毎朝大騒ぎの我家。
それは登下校に片道1時間ほどかかるので、
早起きしなければならないことも理由のひとつではありますが、
たぶん最大の理由は、言語の問題です。

彼女は、母である私や息子の影響もあり、一番流暢に話せるのは日本語です。
そして我家の共通言語で、一緒にいる時間の長いお手伝いさんの言葉でもあるベトナム語が2番目。
残念ながら父方の親族の共通言語であり、今通っている幼稚園のフランス語は3番目の位置です。

園での交友関係を聞くと、仲良しの友達は皆ベトナム語も話せる子。
つまり両親のどちらかがベトナム人やフランス越僑で、
ベトナム語を日常的に話せる子としか交流できない、その程度のフランス語力なのです。
高い学費を払って通わせているのに、ベトナム語で話してるって、、、。と親としての不満とともに、
「だって、ベトナム語の方がたくさん話せるから!」という娘。

この調子では、低学年でも容赦ない進級試験のあるフランス式の進学に適する
ほどの語学力が身につくとはとうてい思えず、
小学校からは日本人学校への入学を視野に入れていますが、
昔、なにかで読んだ、
「6歳で話せる言葉はある程度記憶されるが、3歳くらいで話せた言葉は身に付いていない。」
という言葉を信じて、
せめてそれまではフランス語の中に浸らせて、
彼女のためにもフランス語を会得して欲しいと思っていましたが、
果たしてそれが正解なのか、、、。

さらに、この幼稚園はなにかと問題が多く、つい先日も先生が
「私は今日で辞めます。明日から先生は居ないので、このクラスも休みです。」
と、いきなり宣言して、その後、大激怒の校長が、
「さっさと帰れ!」
と子供たちの前で怒鳴り散らす事件が発生。

ビザのこととや授業時間が長すぎるとか、先生側にも不満が大きかったようですが、
こんな辞め方って、、、日本ではありえないでしょう。

他にも日本人の私から見たら、納得できないフランス人先生の服装や態度。
文化や習慣の違いとして受け止めてはいるものの、でも教育者としてそれってどうよ?!
と突っ込まずにはいられないことが多々あるののも事実です。
(実際は言葉ができないので、本人には突っ込めず、夫に不満を言うに留まるのですが)

正直、我家にとっては経済的な負担も大きい今の幼稚園。
子供も親も無理して通わせることに、建設的な意味があるのか、、、と考えてしまいます。


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Le Tam An

99年よりホーチミン市在住。語学留学を経て、現地企業の社員に。夫、子供、犬とともにアパート暮らし

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