スターハブリンク
Star Hub Link Co., Ltd.
Mr. Suraphon Jivasunitikarn (Chief Executive Officer)
タイ初QRコードで携帯各社と提携
――QRコードについて
ご存知のとおり、横方向のみに情報を持つバーコードに対して縦横に情報を持つ2次元コードです。デンソーが開発し、タイでは工場の在庫・生産管理などで2年ほど前から利用されています。当社は国内唯一のデンソー製品総代理店であることから、QRコードの取り扱いを得意としています。
――記憶可能な情報量は?
文字4,000字、数字3,000字の合計7,000字を記憶させることが可能です。文字は日本語の漢字でも1字、タイ語のアルファベットでも1字です。
――現在計画中のQRコード関連事業は?
日本ではすでに一般化しつつある携帯電話でのQRコード利用を、年内に実現します。携帯電話会社4社のうちすでに3社と話し合いを進めており、当初は映画館の予約から始めます。その後、コンサートや国内線飛行機の予約などにサービスを広げていく予定です。さらに、コカコーラなど自動販売機でも利用できるよう、各社と折衝中です。
――具体的な使用方法は?
カラーパネルであれば、原則的にどの携帯電話でも利用可能です。アプリケーションをダウンロードし、カラーパネルに表示されたQRコードを、自動販売機などに設置された読み取り機にスキャンさせるだけです。
――普及の見通しについて
8月4〜8日にインパクト・ムアントンタニで行われた、情報通信技術(ICT)省の展示会「Bangkok International ICT EXPO 2004」で、ハチソンとの共同でQRコードを披露、見学者1日1,000人以上が集まる盛況振りでした。タイの携帯電話人口は現在約2,200万人で、人口の半分の3,000万人まで需要が伸びるといわれています。QRコードも携帯電話の数だけ利用されるでしょう。
ERPでは政府機関と契約
――御社概要をお聞かせください
親会社となるTD CommunicationとStar Hubは、AOCやMAGなどのコンピュータ用モニター、LCDモニター、プラズマTV、PCなどの販売代理店で、20年の実績があります。両社でハード販売の足場を固め、Star Hub Link設立で今年、ソフト産業に乗り出しました。ソフトはハードとは違い、アイデア次第で全く新しい製品を創り出し、全ての業界に進出することが出来るのが魅力です。
――主力製品は?
統合基幹業務システム(ERP)パッケージを販売しています。同パッケージは事務所でも工場でも利用可能な、オールマイティでありながらカスタマイズも可能なシステムです。当社が開発したERPシステムの商品名は「ECONS」で、ソフトウエア大手のオラクル製と比較してはるかに安価です。ERP販売で12年の実績を誇り、商務省、首都電力公社(MEA)、動物園公社(ZPO)など政府機関をはじめ国内50社にご利用いただいております。
――ソフト開発の難しさについて
「確かな需要がある」という判断を下す、立ち上げ時が最も大切です。市場を見誤ると、取り返しがつかない事態に陥ります。また、顧客に商品引き渡す際のバグの消し込みなども重要です。商品化の後は、その良さを知ってもらう努力が必要になります。生産管理が必要な工場、特に日系工場の方々に利用していただきたいシステムですが、日々の作業に追われてなかなか情報管理まで気が回らないようです。
――今後について
売り上げ云々よりまず、社員が楽しく働くことができる会社作りを目指します。ソフト開発の会社は星の数ほどあります。業界でナンバーワンになろうという野望はありません。今後も創造性の高いソフトを開発していきたいと思っています。
――ありがとうございました
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