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Ben Adisti (旅行代理店)

Ben Adisti Co., Ltd. 
Mr. Bent Peter Laasholdt (Director of Operation)

欧米人にも人気のフアヒン
――御社概要をお聞かせください
 92年に東部パタヤ南隣のジョムティエン・ビーチ、96年に中部フアヒン、2000年にバンコクに事務所を開設しました。もともとはジョムティエン・ビーチでホテルを開館したのがきっかけです。当社は北欧諸国からの旅行者をメインにインバウンドを手がけております。ホテル開館当時、ジョムティエン・ビーチは北欧からの旅行者に人気のリゾートでした。

――現在人気の旅行先は?
 北欧からの旅行者に人気のリゾートは現在、フアヒンです。おそらくパタヤ10%、フアヒン90%の割合で、フアヒンはリピーター向けです。我々欧米人にとって10年前まではフアヒンのインターナショナル料理は口に合いませんでしたが、最近はかなりレベルアップしています。一方、パタヤは今では旧ソ連諸国やフィンランドからの旅行者に人気です。パタヤ近郊のウタパオ空港には、デンマークに変わって旧ソ連諸国からのチャーター便がひんぱんに飛んできます。

――プーケットなどの南部リゾートは?
 タイは初めてという方々の旅行先になっていますが、リピーターは敬遠する傾向があります。旅費に見合った魅力を見出せないというのが理由です。最近はプーケットのパトン・ビーチ、サムイ島のチャウエン・ビーチなど、ナイトライフ系の店が乱立し、パタヤ化が危ぶまれています。パタヤは反対に、再開発による健全化が進んでいますが。

――そのほかの欧米人に人気のリゾートは?
 やはり南部クラビ県とパンガー県カオラックでしょう。特にカオラックはこの2〜3年、人気急上昇です。プーケット空港から1時間足らずの静かなビーチ沿いに数十のリゾートが林立、喧騒を避ける旅行者が長期滞在しています。

――タイ人にとってのリゾートについて
 バンコクから東に広がっていて、さらに東に向かっているのではないでしょうか。一昔前はチョンブリ県バンセン、パタヤ・ジョムティエン、そしてラヨン、今はトラート県チャン島です。チャン島はタイの新たなリゾートとして、政府観光庁(TAT)が積極的に宣伝しています。昔のサムイ島のように、自然がたくさん残る島で、外国人旅行者も急増中です。バンコク〜トラートの航空路が開設されて便利ですが、車でもトラートまで4時間と、タイ人にとっては陸路移動の範囲です。

――日本人旅行者をどう見られますか?
 いろんなことを体験しようと積極的だと思います。観光地でもガイドの説明を良く聞いてくれているようです。欧米人は説明など聞かない、自国の料理しか食べない、文句だけは多いと、扱いが難しいといえます。

エコツーリズムに注力
――最近の旅行業界事情について
 旅行代理店にとって、ホテルや航空券の予約がしにくくなっています。これはインターネットを通した予約が普及しているためです。もちろん、旅行者がご自身で予約を入れることは、それ自体が旅行の一部であるので、異論はありません。問題はホテル側や航空会社側にあります。ネット予約の方が高い値段で売れるため、旅行代理店に対して出し渋りの傾向が見られます。

――航空券は取り扱いが大変と聞きますが
 1日に100枚も売れれば別ですが、そのようなことはありえず、ほとんど利益が上がりません。キャンセルになった際の、航空会社側に対するペナルティというリスクもあります。スタッフの能力如何で、売れるか売れないかも変わってきます。例えばバンコク〜シンガポール便の予約を受け、直行便が満席だったとします。気転がきくスタッフであれば、運賃が安めですよと経由便を薦めますが、そうでない場合は、ありませんで終わってしまいます。1〜2枚のときは、ほかの旅行代理店に電話して予約したいぐらいです。

――御社の特徴について
 エコツーリズムに力を入れています。リゾートのほか、北部チェンマイ県やプレー県などに旅行者をお連れし、自転車に乗って山岳部を回るというツアーを開催しています。プレーはデンマークへのチーク材の輸出拠点だった県で、我々北欧諸国の人間にとって、なじみの深い場所です。自転車ツアーはバンコクでも開催しています。スクムビット通りからクロントイ港まで10分、艀(はしけ)で対岸に渡れば緑だけの世界で、昔ながらの水上マーケットが残っています。

――今後について
 これから旅行者が増えるチャン島に事務所を開設したいと思っていますが、仕事の質の維持を考えると、見て回るにはバンコク、ジョムティエン、フアヒンの3カ所が距離的に限度かも知れません。プーケット島、サムイ島などは競争が激しいので、進出の計画はありません。タイをはじめとするメコン川流域諸国では現在、一つのビザで域内の国を観光できる制度が検討されているようです。実現すればビジネスチャンスが国外に広がっていくのではと思っています。

――ありがとうございました

バンコク事務所
住所:20 Soi 18 Sukhumvit Rd., Klongtoey, Bangkok 10110
ウェブサイト:www.adisti.com


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