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ユニタイ・グループ (物流)

United Thai Logistics Co., Ltd.
United Thai Warehouse Co., Ltd.
青山保 氏 (Director & Sales Manager)

海運最大手との合弁
――御社概要をお聞かせください
 海運大手ユニタイ・ライン、日商岩井、丸全昭和運輸の合弁会社です。ユニタイ・グループは元々、造船、コンテナターミナル運営の国営船舶会社で、現在は香港の海運会社IMCが出資しています。丸全昭和運輸は現地法人を設立していましたが、現地パートナーとの合弁が得策と判断。1994年6月、United Thai LogisticsとUnited Thai Warehouseの設立となりました。

――会社規模は?
 資本金2億2000万バーツで、95年に東部チャチュンサオ県ウェルグロー工業団地に1万平方メートルの保管スペースを備えた物流倉庫を建設。2002年には6000万バーツの増資と共に、同地に2次倉庫を増設しました。今年5月からは、東部チョンブリ県アマタ・ナコーン工業団地内に6000平方メートルの保管スペースを備えた物流倉庫のリースを開始しています。バンコク事務所を合わせ、従業員は130人です。

――業務内容について
 United Thai Logisticは海上・航空輸送業務、United Thai Warehouseは貨物を受けて保管・出荷という業務です。輸送業務の8割は、海上輸送です。お客様の7割は日系で、自動車・家電関連メーカー、商社、サプライヤーなどさまざまです。合成樹脂が、取り扱いの半数を占めます。

――各地のそれぞれの役割は?
 ウェルグロー、アマタ・ナコーンの物流倉庫では、工業用原料を主とした貨物の保管で、仕分け作業、各エンドユーザーへのデリバリー、海上輸送用コンテナ荷役業務を行っています。ウェルグローはさらに、6000平方メートルの保税倉庫を確保しており、輸入貨物を外国貨物の状態で保存、必要に応じて分割輸入通関する特殊倉庫業務も引き受けています。バンコク事務所は、バンコク国際空港、チョンブリ県レムチャバン港などでの輸出入通関、その後の海上、航空、陸送の手配業務を手がけています。また、丸全昭和運輸との共同で、国内と海外の工場同士の間を取り持つ、工場設備移設業務も行っています。

今後もバンナー〜トラート沿いに注目
――タイのロジスティクス市場について
 投資先として注目されている中国と比較して、タイはカントリーリスクが少なく、各種物流規制は安定していると思います。日系企業はリスク回避のため、東南アジア域内の2次的海外拠点として、中国に続いてタイに進出する傾向があります。今後も自動車・家電関連業界を中心に進出が続くでしょうから、おのずと物流の重要性は高まります。最近は、投資委員会(BOI)から国際調達事務所という業種で、投資奨励恩典の認可を取得する企業が増えています。事業項目の中に物流投資が含まれており、どの企業も物流を重要視しています。

――日本と比較してのタイ業者の質は?
 遜色はありません。優秀かつ強かな業者が多く、コスト競争では日系業者を上回ります。タイ経済は依然として、日系企業の影響力を強く受けていますが、将来的には日本の経済力、技術力に頼らず、独自で歩んでいく可能性があります。今後は日系企業のパフォーマンスが今まで以上に重要になってくると思います。

――自社倉庫を建設するメリットについて
 1万平方メートルの倉庫を建設するとした場合、費用は土地、上物を合わせても1億バーツ前後と決して高価ではありません。しかし現行法では減価償却が20年と長期間です。20年後のタイ経済を読みきれないというリスクがあります。メーカー様などが我々のような業者に倉庫業務を任せるのは、自社倉庫建設のメリット云々ではなくむしろ、生産に専念したいという理由からではないでしょうか。

――今後について
 工業団地の分布、新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)の開港などを考えると、イースタンシーボードと呼ばれるチョンブリ・ラヨン地域と中部アユタヤ県の中間地点に位置する、バンナー〜トラート通りが注目されるでしょう。弊社も来年、ウェルグローとアマタ・ナコーンに物流倉庫を増設、2006年からの業務開始を計画しています。また、日タイ間のロジスティクスをベースに、タイ〜中国、シンガポール、マレーシアの市場開拓を重点事項としています。

――売り上げは?
 今年2億バーツ、来年は2億5000万バーツを見込んでいます。
――ありがとうございました

住所:
25 Alma Link Building, 10th Floor, Soi Chitlom, Ploenchi Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330
電話:0-2254-8400, 0-2251-5151 (青山:内線250)
ファクス:0-2254-8420
Eメール:aoyamasan@unitai.com
ウェブサイト:www.unithai.com


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