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Kanda Associates (経営コンサルティング)

花里博文 氏 (Managing Director)

経営力のある利益の上がる会社を
自身の起業経験を基にコンサルティング

80年代からの在タイ経験
――御社概要について
 自動車メーカー勤務中の駐在、自身による起業と、80年代からタイで紆余(うよ)曲折を経てさまざまな事業に携わってきました。その経験を基に99年、経営コンサルティングのKanda Associatesを設立しました。パートナーのKanda Accounting Servicesは96年設立で、同社の日系企業のお客様は私が担当させていただいております。

――業務内容について
 会社設立登記や投資委員会(BOI)の恩典認可取得の代行、国際規格ISO9001、14001および自動車産業セクター規格であるISO/TS 16949などの各種認証取得のコンサルティング、会計事務関係では毎月の経理処理の代行、会計監査、会計・税務問題のご相談などを承っております。趣味と実益をかねた、ベンジャロンのイヤープレートを作って販売をしております。

――御社の特徴は?
 名目だけのコンサルティングではなく、経営基盤を確立し、儲かる会社にするためのご提案、成果が目に見えるコンサルティングをモットーとしております。もともと技術屋だったことから、自身で起業したときも、「良いものを作れば売れる」という信念で、営業や経理など「経営」は二の次という考えがありました。しかし97年に発生した経済危機で、「会社はまず経営力ありき」であることを痛感しました。もちろん、リスクヘッジのためにバーツのほか円とドルの口座を開いていましたが、バーツ決済という事実が経営を直撃しました。このような経験から生まれた、「経営はいかにあるべきか」をコンサルティングに生かしたいという思いがあります。

――ISOなどの認証取得指導では?
 ISO/TSの認証は会社の看板であり、認証を取得していないと取引してもらえないということで、認証を取得される場合が多く、その要求事項を毎日の業務の中で地道に実践されていない会社がみかけられます。ISO/TSは健全な会社経営を行うための規格です。弊社では認証取得指導をお受けするにあたり、部下に任せて認証をお座なりに取得するのではなく、トップ自ら本気で取り組んで会社の経営基盤の確立、儲かる会社にするために活用することをお願いしております。

――指導期間について
 約6カ月という比較的短い期間で終了するようにしております。指導機関によっては長く掛かっていたり、製造業を熟知した人材が少なかったりと、指導している人がその会社の内容を十分に理解しないまま、表面的な書類作りに終始している例も多く見受けられます。

出来ない仕事はない
――そのほか得意な分野はありますか?
 自動車、電子機器、ソフトウエアなど、過去さまざまな産業に携わってきており、多方面にネットワークを持っていると自負しています。BOIに関しても、恩典認可取得をすべて自分で行った経験を生かして、これまでに多くの会社のお手伝いをしてきました。

――顧客について
 ISO/TSの認証取得ついてはあまり多くの会社を一度にお手伝いすると仕事の質がさがりますので、常時5社程度にさせていただいております。2002年から始めた弊社主催のセミナーや講習会には、これまでに170社の企業さまに参加していただきました。BOIの恩典認可取得は、12社についてお手伝いをいたしました。会計業務の方は、現在は日系の会社15社のコーデイネートをさせていただいております。パートナーおよびその親戚が運営している会計法律事務所の方は、150社におよぶお客様にご利用いただいております。

――タイで事業を展開するにあたり難しいことは?
 当地では、企業経営でさまざまな問題が発生します。たとえ相手が政府機関であっても、真摯(し)な態度で話をすれば問題は解決します。要は問題に対して正面から対処し、地道に努力することです。コンサルティング会社という看板を掲げていますが、新たに会社を設立して事業を起こされる場合などでは成功していただきたいとの思いが強く、採算を無視してお手伝いをしてしまい、パートナーに文句を言われております。ご相談に来られたお客様に助言だけして、「自分で解決できる事柄で、コンサルティングにはおよばない」と、料金を取らないときもたびたびです。

――事業拡張などの計画は?
 製造業のお客様に対しては、「起業から3年で会社規模が倍以上にならなければ、成功とはいえない」と、もっともらしいことを言っていますが、コンサルティングという自身の会社については、事業拡張はあまり考えていません。みなさまに満足していただけるには、それなりの経験とノウハウが必要です。特にタイ人スタッフに対し、製造業に関するノウハウを伝えることは難しいです。弊社の仕事は明快です。会社は利益を上げるためにあります。会社を経営していくための、当たり前のことを当たり前に出来るようになるためのお手伝いです。弊社のできる範囲でみなさまのお役に立っていきたいと考えております。

――ありがとうございました

住所:508/8 Sukhumvit Rd., T. Paknam, A. Muang, Samutprakarn 10270
電話:0-2388-2589〜90, 0-2702-0108 ファクス:0-2702-0109
Eメール:hanazato@ksc.th.com、kanda@samarts.com


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