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SIAM AZUMA MULTI-TRANS  (東海運)

志村道男 氏 (Managing Director)

タイで14年の実績
――御社概要について
 弊社は東海運(本社:東京都中央区)のタイ現法として1991年6月に設立、グループとしてはタイのほか、フィリピンと中国2カ所に駐在員事務所を設けています。年内にロシア駐在事務所(モスクワ)を開設することが決まっており、同時に東欧への市場調査を進めております。タイ現法のスタッフは日本人2人を含む50人です。

――業務内容は?
 設立当初は、タイや周辺諸国で活躍される東海運のお客様に対する、輸出入一貫輸送を行っていました。海上コンテナ貨物や航空貨物の輸出入に伴う通関、配送作業、工場への設備機械の据付、組立作業などですが、お客様の要望に応えるため、間もなく三国間輸送を含む複合輸送業務を開始しています。94年には、東海運の親会社である太平洋セメント(当時は小野田セメント)がセメント原料となる天然石膏をタイ南部から日本に本格的に輸出するため、タイ現法の「太平洋インターナショナル」を設立、弊社もその傭船業務に参画すると共に、在来船の船舶代理店業務を開始しました。

――陸運も手がけていらっしゃいますが?
 96年に陸運事業免許を取得して、本格的なトラック陸運事業に乗り出しました。今年8月にトラックを新規購入するなど、すでに弊社の基幹業務となっています。

――御社顧客について
 9割が日系のお客様で、その多くが自動車産業関連です。自動車部品や半製品をはじめとする鋼材、化学品、雑貨など、多種にわたる製品をお預かりしています。

――日本と比較したタイ市場の特徴は?
 お客様の多くが日系企業なため、安全、確実、スピーディーなどの要求は日本と同様と感じております。地場の物流会社は、貨物取り扱いや納期など、日系ほど厳密でない面があるかとも思われます、弊社は日系のお客様から求められるサービス対応に重点を置き、社員教育を続けております。

全トラックにGPS装備
――陸運に関しての御社の特徴は?
 タイの物流業界では最先端である、GPS(衛星測位システム)を全車両に搭載しました。事務所のパソコンに表示される地図上に全トラックの走行スピード、進行方向、駐停車状況などを数分単位で表示する機能を備えています。今後これらを有効活用し、他社とサービスの差別化を図りたいと考えております。運転手がお客様と直接対応できるようレベルを向上させるための、労務管理にも活用を進めております。将来的には運転席にカメラを設置して走行中の道路状況、作業状況を事務所で確認するシステムを構築出来れば、今以上にお客様への確実な状況説明が可能と考えております。

――業務を展開するにあたって求められるものは?
 物流は非常に幅が広い業種で、長い経験とさまざまな専門知識が求められます。弊社でも、右から左へ物を運んで終わりではなく、今後は商品保管を含め簡単な加工、ラベル貼り、仕分け、多品種のピッキングなどを同時にカバー出来る体制作りが必要と実感しております。東海運からの物流ノウハウ伝授や、現場スタッフに対する教育に力を入れていきます。

――今後について
 弊社は小規模ながらも、タイ国内にて物流全般を手がけております。これを基盤に多種多様な物流の要望にお応えしていく所存です。タイを基点とし東南アジアに物流拠点を増やして行きたいと考えております。また、当社と関係会社である、(太平洋インターナショナル社設立の)カラハリドライ社が産業用乾燥剤「カラハリドライ」の現地生産を開始し、即納、低価格で既に反響を呼んでおります、近日中に家庭用の乾燥剤・乾燥容器を販売する予定です。

――ありがとうございました

SIAM AZUMA MULTI-TRANS CO., LTD.
住所:Sitthivorakit Building, 12th Fl., Soi Pipat, Silom Rd., Bangrak, Bangkok 10500
電話:0-2238-5303〜6 (高橋、志村)
ファクス:0-2237-6279
ウェブサイト:www.azumaship.co.jp
Eメール:shimura@azuma.co.th

カラハリドライ(タイランド)社
電話:0-2266-8741 (日本人直通:阿部)


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