―御社概要について
主に海外拠点向けとしたERP(統合基幹業務システム)パッケージ、「A.S.I.A.(Alternative Solution for International Accounting) エイジア」を開発・販売しています。エイジアはもともと、NTTデータが95年に開発、タイでは96年から弊社のタイ側の株主であるマテリアル・オートメーション(タイランド)(MAT)が代理店として販売してきました。2000年に各国の有力販売代理店が出資して、エイジア総代理店となる「(株)エイジアン・パートナーズ」を設立、同社が2003年にMATとの合弁でタイ現法の弊社を設立しました。従業員は日本人3人を含む約10人です。
―グループとしては?
エイジアン・パートナーズ・グループとしては、東京本社、シンガポールに現法、上海に駐在員事務所があり、スタッフ数は100人ほど。MATグループとしては、旭エンジニアリングとの合弁のASAHI-MAT、グラフィックプロダクツとの合弁のGRAPHIC PRODUCTS ASIA、アペックス和光との合弁のAPEX WAKO (THAILAND)などがあり、スタッフ数130人ほどとなります。
―タイ国内の競合他社は?
自社ブランド製品を販売されている会社は、日系では弊社を含め数社です。欧米系を合わせても10社ほどです。
―エイジア開発の経緯について
エイジアが開発された95年は、中国進出ブームが始まった時期と前後しております。中国進出を果たしたメーカーから、「日本語と現地語、円と現地通貨に対応した会計ソフトがあれば」という要望が挙がっており、それに応えるような形で、開発プロジェクトが発足しました。日本では当時、多言語・多通貨に対応したERPパッケージはほとんどありませんでした。
―顧客について
全世界15カ国・地域、全250サイト(カ所)、2000ユーザーという実績を誇っています。タイ国内ではスタッフ数人という事務所から8000人規模の工場まで、上場企業を含めて40社ほどのお客様にお使いいただいております。
―エイジアの特徴について
中小ベンチャーや中堅企業など、中規模ユーザー向けの「バージョンシリーズ」と、大企業などのハイエンドユーザー向けの「Hi-Lineシリーズ」の2タイプに分かれます。いずれも多言語・多通貨対応で、帳表や単票の出力・加工には、誰もが使い慣れているマイクロソフト・オフィスのワードやエクセルを使用するなどの機能も搭載しています。日本の商習慣を最大限に採り入れながら、諸外国の税制にも対応しており、部門別、タイならば投資委員会(BOI)の認可プロジェクトごとの損益など、管理会計用の財務諸表をまとめることも出来ます。
―パッケージ導入時について
パッケージの導入前・導入後を通じてコンサルテーションを行います。導入に関するコンサルティング会社への相談、開発会社の選定、発注など、別個となっていた従来のプロセスを一括し、ワンストップ・サービスで対応させていただいております。また、システム・エンジニアを多く抱えていても、肝心の会計に詳しい人材はいないという、ERP開発会社が少なくありません。しかし弊社グループは、MBAキャリアや公認会計士など、システムのみならず、会計に関しても適切なアドバイスが可能な人材がそろっています。
―今後について
グループとして、定額制ASP型サービスプログラム、「G-BTOプログラム」を開始しました。定額パックで、初期投資を少なくして費用負担を軽減することが可能です。また日系企業の海外拠点の多くは、各国の法規や習慣に合わせて独自に会計システムを導入するという方針を採ってきましたが、近年の四半期決算に代表されるように、日本本社がグループ全体を迅速に把握するため、システムを統一したいとの要望も増えております。このような形態の需要も今後さらに拡大していくと予想しています。
―ありがとうございました
Toyo Business Engineering (Thailand) Co.,Ltd.(旧社名、ASIAN PARTNERS ASIA PACIFIC (BANGKOK) CO., LTD.)
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