昨今の反タクシン首相デモの盛り上がり、(首相創業の)通信大手シン・コーポレーションの首相一族持ち株のシンガポール政府系投資会社テマセクへの売却など、首相絡みの不安定な情勢が株価指数に影響しています。
また、米国の金利引き上げとそれに伴うインフレ懸念で、投資家の注目が米国に戻り始めており、短期的にはネガティブなイメージが広がっています。
2月のタイ証券取引所(SET)株価指数は720〜770ポイントで推移すると予想しています。
国内総生産(GDP)の高さと経済成長の一定の伸びで、海外投資家の安定的な注目を集めています。中長期的には、ポジティブな見通しです。これまでのように、エネルギーや銀行などのセクターがけん引役となるでしょう。
前述のエネルギー・銀行セクターのほか、病院などの銘柄でしょう。タイのように病院が株式市場に上場したり、外国からの患者を大々的に受け入たりする国は、少なくともアジア諸国では珍しいといえます。その意味ではホテルなども有望です。ただし、いずれも長期的な投資が必要なため、短期的に利益を上げる目的には不向きです。
分散投資で日本人もタイ市場に注目
1991年設立で、委託売買、自己売買、引き受け、募集・売り出しなどの証券一般業務、上場の際などのファイナンシャル・アドバイスなどを行っています。95年にSET上場。現在は支店10カ所、従業員600人で、国内に40社以上ある証券会社の中で、取扱高トップ5の地位を確保。SET上場企業440社の中で「優良銘柄100」にも挙げられています。
企業・個人を合わせて常時2万人以上、ファイナンシャル・アドバイザーとしては年間10社以上をお客様とさせていただいております。顧客数は年間30%近い伸びで、国籍別に見るとタイのほか、日本、中国、シンガポール、欧米諸国などが多く、特に日本のお客様は昨年、前年比で65%増の伸びとなりました。
投資資金を振り分けてリスクを分散するという、分散投資の考え方が広がっているのでしょう。タイのほか、中国、インドに注目が集まっているようです。また、金などの商品先物も注目されていると聞きます。
タイ語、英語、日本語、中国語を用意。オンライン口座を開設されている方は、顧客全体の30%に達しています。最近ではオンラインユーザーでないお客様でも、インターネットを使ってウェブサイトから情報収集されている方が増えてきました。
競合他社の多くはSETシステムを採用していますが、弊社はIT部門が独自にシステムを構築していますので、ご利用者の声に応えながら改良を重ねています。
タイ株式市場に注目される日本人投資家が増加傾向にあることを踏まえ、企業のみならず個人も対象にした業界初の日本語サービスを2002年に開始しました。口座開設料、管理費が無料、約定代金の0.21%という低い手数料、ウェブサイトとEメールによる充実した投資情報の提供など、さまざまなサービスを提供しております。
必要資料はホームページからダウンロードが可能で、必要書類を添えて郵送による申し込みが可能です。ただし、銀行口座開設の場合にはタイに来て手続きしなければなりません。
通常、外国人は労働許可証がなければ開設できませんが、弊社では紹介状を発行して、日本在住の投資家向けに開設をお手伝いいたします。銀行口座がタイにあれば、配当金の受取口座として利用できるだけでなく、国際間の送金手数料を節約でき、日本でATMカードを使って引き落とせるようになります。
病院やホテルが上場するタイという国の雰囲気を実感していただくためにも、来タイをお薦めいたします。
当面はオンラインシステムの充実に注力します。ポケットPCや携帯電話端末などでも取引が可能なシステムを立ち上げており、さらに投資家の皆様にご満足いただける投資環境を整えていく所存です。
――ありがとうございました。
SEAMICO SECURITIES
Ms. Sumalee Noiruksa
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