―御社概要について
各種砥(と)石・焼結体工具メーカーのFSK(本社:愛知県)、切削工具・ホルダーメーカーの富士精工(C-Max、本社:愛知県)、豊田通商の合弁で90年設立、バイト、リーマー、ドリルなどの切削工具の再研磨業務から始まりました。タイではそれまで、切削工具の再研磨を専門とする業者がなく、高価な切削工具が使い捨ての状態であったため、多数のお客様のご要望にお応えするかたちで、当地に進出いたしました。設立当初はサムットプラカン県テーパーラック、97年からはアユタヤ県ハイテク工業団地に工場を構えています。
―業務内容について
各種砥石から切削工具まで、顧客の注文に応じた特殊工具を取り扱っています。標準製品の大量生産ではなく、多品種・少量生産といういわゆるオーダーメイドで、売り上げベースで親会社からの転売品が70%、当地の工場製品が30%という割合です。メッキ技術を利用した電着製品も生産しており、生産規模は切削工具で月当たり1万本、電着で月当たり5000本となっています。
―御社製品の特徴は?
切削工具では超硬、PCD、PCBN製品を取り扱っており、お客様の加工条件に合わせた形状・品質の製品を設計・生産しております。現在、簡単な形状のバイト・リーマー・ドリルなどの工具は、機械があればさほど手間を掛けずに良質な製品を作ることが出来、地場メーカーも力を付けてきています。弊社はその中で、顧客の注文に応じた加工がより難しい工具の製作に力を入れています。電着では特に、標準在庫品で最小径0.05ミリを達成。日本でも例を見ない精密さを誇ります。電着製品はタイでは一昨年に導入、昨年から本格生産に乗り出しました。工具品質はまた、素材によっても左右されるため、弊社は厳選した原材料を使用しております。
―顧客について
昨年実績で250社です。当初は弱電関連メーカーへの販売が主でしたが、昨今の自動車産業の発展で、弊社のお客様も自動車関連が急激に増えました。売り上げベースで見ると、自動車関連70%、弱電関連30%となっています。

―今後の市場について
弱電・自動車産業はさらなる発展が見込まれており、それに伴って工具の需要も増えていくと期待しております。最近は自動車部品にアルミニウムが使われるようになり、PCD工具の需要が伸びています。弊社もそのような需要の中、アクティブな事業展開を計画しております。
―具体的な事業拡張などの計画は?
年内に既存工場と同規模の新工場の建設に入ります。2010年までに設備投資に8500万バーツを投じる予定です。製品としては、超硬のほか、PCDドリル、PCDリーマーといった、需要に見合った工具の生産に力を入れていきます。
―売り上げは?
昨年実績で5億バーツ、2010年に8億5000万バーツの売り上げを目指します。
―ありがとうございました
* PCD:Polycrystalline Diamond
(多結晶ダイヤモンド)
* PCBN:Polycrystalline Cubic Boron Nitride
(多結晶立方晶窒化ホウ素)
FSK (THAILAND) CO., LTD.
本社・工場
住所:101 Moo 1, Hi-Tech Industrial Estate, Asian Highway K.M. 59-60 Rd., Banlen, Bang Pa In, Ayutthaya 13160
電話:0-3535-0766〜8 ファクス:0-3535-0769
Eメール:fskthai@fskt.co.th (日本語)
ウェブサイト:http://www.fskthailand.com/ (英語・タイ語)
バンパコン事務所
住所:700/541 Moo 6, Amata nakorn Industrial Estate, Phase 4, Tambon Don Hua Lor, Amphur Muang, Chonburi 20000
電話:0-3871-7262〜3 ファクス:0-3871-7264
Eメール:fskbpk@chonburi.ksc.co.th 日本人担当:後田、大久保、北川
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