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89歳プレム議長、軍服で軍幹部説諭 タクシン元首相の宿敵

2009/12/29 (04:11)| 主要ニュース  写真ニュース  政治

プレム枢密院議長(右端)

【タイ】プラウィット国防相(元陸司令官)、アヌポン陸軍司令官、カムトン海軍司令官、アピチャート国防次官らタイ軍の高官は28日、新年を前に、プミポン・タイ国王側近のプレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官、89)宅を表敬訪問した。プレム議長は珍しく軍服で現れ、英字紙ネーションによると、反タクシン元首相派のタイ字紙ネーウナーに掲載された、「タイはタクシン元首相派に対する内戦状態にある」という内容のコラムに言及し、重要で必ず読むべきだと述べたという。プレム議長が軍服姿で現れたのは、議長とタクシン元首相の対立が明らかになった2006年8月以来。

 タクシン元首相派はプレム議長がタクシン政権を追放した2006年の軍事クーデターの黒幕だとして非難している。

〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。1978―1980年、陸軍司令官。1980―1988年、首相。プレム政権はプミポン国王、軍、政党の支持を受けたプレム氏が非議員のまま国政を担当し、「半分の民主主義」と呼ばれた。プレム氏は首相退任後、国王から枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。1998年から枢密院議長。プレム氏の誕生日前には例年、軍・警察の最高幹部が議長宅を祝賀に訪れる。2009年は反タクシン派政権の発足で、アピシット首相と閣僚一同も議長宅を訪れた。一方、2006年のクーデターで政権を追われたタクシン元首相はプレム議長を「クーデターの黒幕」「スーパーパワー」などと呼び、「二重政権状態を作り出した」と批判している。

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プレム議長(右)とクーデター後の2006―2007年に暫定首相を務めたスラユット枢密顧問官(元陸軍司令官)

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