【タイ】アラブ首長国連邦からバングラデシュに向かっていたタイ海運大手トーレセンタイ・エージェンシー(TTA)の貨物船「トー・ネクサス」(2万377トン)が24日、インド洋でソマリア海賊に乗っ取られ、タイ人船員27人が人質となった。船はソマリア海岸に向かっており、周辺海域で海賊対策にあたっているタイ海軍の補給艦「シミラン」(2万2000トン)が追跡中という。
アフリカ東部ソマリア沖一帯では貨物船、漁船が海賊に乗っ取られる事件が頻発し、米国、欧州、日本などが艦艇を派遣し、警備にあたっている。タイは今年9月から「シミラン」と巡視船「パタニー」(1635トン)を同海域に送り、海賊対策に協力している。
今年11月にはタイの漁船がソマリア沖で海賊の襲撃を受け沈没し、タイ人船員1人とイエメン人の警官4人が行方不明になった。他の船員22人とイエメン人の警官1人は漂流中にタイ海軍の艦艇に救助された。