【タイ】タイ中央銀行の月例経済報告によると、タイの12月の経済状況は輸出、内需がともに拡大し、景気回復が鮮明になってきた。
12月の輸出は前年同月比26・2%増の145・3億ドル、輸入は33%増の146・5億ドルで、貿易収支は1・2億ドルの赤字、経常収支は7・6億ドルの黒字だった。輸入が前年同月比増になったのは2008年11月以来。輸出は11月に13カ月ぶりに前年比増に転じ、2カ月連続の増加だ。
2009年通年の貿易額は輸出が前年比13・9%減の1508・8億ドル、輸入が24・9%減の1314・7億ドルで、貿易収支は194・2億ドル、経常収支は202・9億ドルの黒字。年末時点の外貨準備は1384億ドルと高水準だった。
12月の工業生産指数(MPI)は前年同月比35・7%上昇。設備稼働率は70・1%で、11月の65・2%を上回った。民間消費指数(PCI)は前年同月比3・9%上昇、民間投資指数(PII)は2・3%低下。農業収入は11・8%増加した。
タイ中銀は2009年のタイの国内総生産(GDP)を前年比2・7%減、インフレ率をマイナス0・9%と推定。2010年についてはGDPが3・3―5・3%増、インフレ率3―5%、2011年についてはGDP2・8―4・8%増、インフレ率2―4%と予想している。
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