【タイ】タイの私立アサンプション大学(ABAC)が1月20日―2月5日に28県の18歳以上を対象に実施した世論調査によると、アピシット首相の支持率は28・6%で、「ほかの政治家を支持」は24・9%、「支持する政治家なし」は46・5%だった。回答者は5470人。
アピシット首相の支持率は与党民主党の地盤である南部で76・8%に達したが、タクシン元首相の支持基盤である東北部では13・1%と低迷。北部、中部は各26・9%、バンコクでは25・4%だった。
民主党の支持率は北部26・2%、中部29・8%、東北部13・6%、南部77・1%、バンコク26・8%で、全国では29・5%。「他の政党を支持」は33・6%、「支持政党なし」は36・9%だった。
アピシット首相は5日、次期下院(定数480)総選挙で民主党が240議席を獲得すると予想していた。
ABACの調査前にタイ国立キング・プラチャーティポック研究所が実施した世論調査(回答者2000人)では、政党支持率はタクシン元首相派の野党プアタイ34・2%、民主党30・2%、連立パートナーのチャートタイパタナー党1・7%、プームジャイタイ党1・4%、プアペンディン党0・7%、2008年に空港占拠事件などを起こした反タクシン派の新政治党3・1%。
タイの政局は保守派・特権階級など反タクシン派の支持を受ける民主党と、ばらまき政策で貧困層の支持を得るタクシン元首相が対立。軍事クーデターなど民主的な手続きを無視する反タクシン派への反感は根強いが、タクシン氏は反王室というイメージが広がり、支持が尻すぼみとなっている。
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