【シンガポール、マレーシア】シンガポール船籍のタグボート「アスタ」とデッキバージ「カリスタ」が今月6日にマレーシア・ティオマン島付近の南シナ海で消息を絶ち、インドネシア籍の乗組員12人が行方不明となっていたが、うち11人が17日にマレーシア・サバ州沖を救命ボートで漂流しているのが見つかり、マレーシア海軍に救助された。聯合早報(電子版)がアジア海賊対策地域協力協定情報共有センターの話として伝えた。
救助された乗組員によると、2隻は6日未明に武装した海賊8人組による襲撃を受け、船員は一時全員が船長室に監禁された。その後、10日にタグボートの機関長を除く11人は救命ボートで船を離れるよう指示され、海上を7日間にわたり漂流していたという。11人はコタキナバル港に上陸した。機関長は人質となっている可能性が高い。
アスタは10日にインドネシア領ナトゥナ諸島沖で目撃されたのを最後に行方が分からなくなっている。
関係当局は、過去の海賊事件から推測して、海賊が奪ったタグボートの船体を再塗装し、売却を図る可能性もあるとみて、行方を追っている。
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