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タイ政府、タクシン派封じで特別法・軍動員

2010/3/ 9 (02:42)| トップニュース  写真ニュース  政治

ナタウット議員(右)

【タイ】タイのアピシット首相、ステープ副首相と軍・警察幹部は8日の会合で、タクシン元首相支持派が12日からバンコクで予定している反政府集会に対応するため、11日から23日にかけ、バンコクとアユタヤ、サムットプラカン、パトゥムタニなど近郊県の一部地域に国内安全保障法を発令する方針を決めた。これを受け、アピシット首相は13日から予定していたオーストラリア訪問を中止した。

 国内安全保障法は軍主体の国内安全保障司令部(ISOC)に、▽関係政府機関の動員▽特定の建物、地域への進入禁止▽外出禁止▽集会禁止▽移動禁止――などの権限を与えるもので、昨年もタクシン派の集会対策として発令された。政府は同法発令により、地方からバンコク入りを図るタクシン派の車両を阻止する構えだ。

 タクシン派の集会は先月26日にタイ最高裁がタクシン元首相の資産464億バーツの没収を命じてから初めて。国内安全保障法の発令について、タクシン派指導者の1人であるナタウット下院議員は8日、集会を予定通り開催し、100万人を動員すると主張した。タクシン派は昨年4月、バンコクの幹線道路を封鎖、バスを焼くなどし、治安当局に鎮圧された。当時は同派の反政府集会に数万人が参加したが、最近は数百人程度と動員能力が落ち込んでいる。

 タクシン派への支持が弱まる中、バンコクでは今年に入り、同派の関与が疑われるテロ事件が頻発している。1月14日に陸軍本部、2月13日にタイ首相府に隣接する大学にグレネードランチャーで手りゅう弾が撃ち込まれたほか、2月14日には最高裁前でプラスチック爆弾がみつかり、警察の爆発物処理班が処理した。さらに、資産没収裁判翌日の27日にはバンコクと隣県のサムットプラカンでバンコク銀行の支店4カ所に手りゅう弾が投げ込まれ、このうちビジネス・繁華街のシーロム通りとサムットプラカンで爆発が起きた。いずれも負傷者は報告されていない。【タイ】タイのアピシット首相、ステープ副首相と軍・警察幹部は8日の会合で、タクシン元首相支持派が12日からバンコクで予定している反政府集会に対応するため、11日から23日にかけ、バンコクとアユタヤ、サムットプラカン、パトゥムタニなど近郊県の一部地域に国内安全保障法を発令する方針を決めた。これを受け、アピシット首相は13日から予定していたオーストラリア訪問を中止した。

 国内安全保障法は軍主体の国内安全保障司令部(ISOC)に、▽関係政府機関の動員▽特定の建物、地域への進入禁止▽外出禁止▽集会禁止▽移動禁止――などの権限を与えるもので、昨年もタクシン派の集会対策として発令された。政府は同法発令により、地方からバンコク入りを図るタクシン派の車両を阻止する構えだ。

 タクシン派の集会は先月26日にタイ最高裁がタクシン元首相の資産464億バーツの没収を命じてから初めて。国内安全保障法の発令について、タクシン派指導者の1人であるナタウット下院議員は8日、集会を予定通り開催し、100万人を動員すると主張した。タクシン派は昨年4月、バンコクの幹線道路を封鎖、バスを焼くなどし、治安当局に鎮圧された。当時は同派の反政府集会に数万人が参加したが、最近は数百人程度と動員能力が落ち込んでいる。

 タクシン派への支持が弱まる中、バンコクでは今年に入り、同派の関与が疑われるテロ事件が頻発している。1月14日に陸軍本部、2月13日にタイ首相府に隣接する大学にグレネードランチャーで手りゅう弾が撃ち込まれたほか、2月14日には最高裁前でプラスチック爆弾がみつかり、警察の爆発物処理班が処理した。さらに、資産没収裁判翌日の27日にはバンコクと隣県のサムットプラカンでバンコク銀行の支店4カ所に手りゅう弾が投げ込まれ、このうちビジネス・繁華街のシーロム通りとサムットプラカンで爆発が起きた。いずれも負傷者は報告されていない。

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