【タイ】米経済誌フォーブスがまとめた2010年版の世界長者番付に、タイからは常連の3人がランクインした。
タイ1の富豪とされたのは欧州などで人気のドリンク剤「レッドブル(クラティンデーン)」を創業したチャリアウ・ユーウィタヤー氏(78)。資産は41億ドルと前回調査から4億ドル増えたが、世界ランクは前年の151位から208位に後退した。
世界342位に入ったのはジャルーン・シリワタナパクディー(蘇旭明)氏(65)。ビールの「ビアチャーン」、タイウイスキーの「メコン」などのアルコール飲料事業をタイで、「プラザアテネ・ニューヨーク」、「クラウンプラザ神戸」といったホテル、不動産を世界各地で展開し、資産は29億ドル。
タイを代表する財閥CPグループのタニン・ジアラワノン(謝国民)会長(70)は資産21億ドルで世界463位。CPグループはタイでセブンイレブンや電話会社、食品会社を運営するほか、中国でバイク製造、不動産などの事業を行っている。
長者番付に載ったのは2月12日時点の保有資産の時価が10億ドル以上だった1011人(2009年793人)で、1位は通信・メディア事業を展開するメキシコのカルロス・スリム氏(70)で535億ドルだった。2009年までの15年中14年トップだった米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(54)は530億ドルで2位。番付に載った富豪の4割は米国籍で、国別2位は89人で中国、3位はロシアで62人だった。
この調査には含まれていないが、フォーブスが2008年にまとめた世界の王族資産番付ではタイのプミポン国王(82)が推定資産350億ドルで1位に輝いている。
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