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タイ7位行が8位合併、加スコシアバンクが49%出資

2010/3/12 (00:30)| 主要ニュース  企業

【タイ】カナダの大手銀行スコシアバンク(ノバスコシア銀行)は11日、同行が49%出資するタイの銀行7位、タナチャート銀行がタイの同業8位、サイアム・シティ銀行(SCIB)を吸収合併すると発表した。合併行は資産総額約8570億バーツ(約2・4兆円)でタイの銀行5位、支店数660、行員数1・8万人。出資比率はスコシアバンク49%、タイの金融持ち株会社タナチャート・キャピタル(TCAP)51%になる。

 タイ中央銀行が保有するSCIB株47・6%をタナチャート銀が取得することで、タイ中銀とタチャナート銀が11日、合意した。タナチャート銀はタイ中銀保有株の取得後、SCIB株の公開買い付けを実施し、買収・合併する。買収費用は600億バーツ超になる見通し。

 SCIBは1997年のアジア経済危機で国有化された。昨年末時点で資産総額4240億バーツ、支店数413、行員数9000人。タイ中銀は民営化に向け、保有するSCIB株を売却する方針を打ち出し、韓国産業銀行、英金融大手HSBCなどが関心を示していた。

 タナチャート銀行はTCAP傘下で、資産総額4330億バーツ、行員数9000人、支店数256。スコシアバンクは2007年に同行株の25%を取得し、昨年、出資比率を49%に引き上げた。

 タイの中堅・小規模行は過去数年、市場開放による競争激化に備え、外資との提携を加速している。バンクタイ(現CIMBタイ銀行)がマレーシアの金融2位CIMB、アユタヤ銀行が米GEキャピタル、TMB銀行がオランダのINGの出資を受けたほか、近く、中国の最大手行、中国工商銀行が小規模行のACL銀行を買収する。また、タイ政府は昨年11月に発表した第2期金融マスタープランで、2014年までに銀行の統廃合、銀行への政府・中銀の出資引き下げなどを進める方針を打ち出していた。

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