【タイ】14日に大規模な反政府集会を予定しているタクシン元首相支持派が12日から13日にかけ、トラックやバス、自家用車などで、地方からバンコクに続々と到着し、バンコク都内のアナンタサマーコム宮殿前やパーンファー橋などに詰めかけた。周辺は数千台の車両と数万人の集会参加者であふれ、一部で交通が麻ひした。
タクシン派団体の指導者は政府に解散総選挙を要求し、受け入れられない場合は政府機関へのデモ行進や幹線道路の封鎖に踏み切る考えを示している。
タイでは2006年9月のクーデターで追放されたタクシン元首相を中心とする勢力と、タイ国王の諮問機関である枢密院、現政権与党・民主党などが対立し、過去3年にわたり政局が混乱、街頭デモや暴動、爆弾騒ぎなどが頻発している。こうした中、タイ最高裁は先月26日、タクシン元首相の資産464億バーツ(約1275億円)の国庫没収を命じ、これを不満とするタクシン派が今回の反政府集会に踏み切った。
政府はタクシン派を抑え込むため、11日、軍の動員を合法化する国内安全保障法をバンコクなどに発令。兵士3万人、警官1万人など計5万人を動員し、治安維持に当たっている。
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