【マレーシア】マレーシア政府は、入国時にビザを取得できる到着ビザの制度を15日から廃止する。背景には到着ビザによる入国者の不法滞在が目立つことがある。ノービザ対象の日本人旅行者は影響を受けない。
マレーシアは1996年に到着ビザ制度を導入し、イスラエル、パキスタン、インド、アフガニスタン、一部アフリカ諸国などを除く国でビザ免除の対象に含まれない国の旅行客は、空港などで到着後にビザを取得することが可能だった。しかし、制度導入から昨年までに7万5462人が滞在期限を過ぎても出国せず、不法滞在者となっていた。
マレーシア政府は、これまで到着ビザの申請が多かった中国などを対象にビザ申請代行会社を指定し、ビザ申請手続きを効率化する方針だが、観光客の出足に微妙な影響が予想される。