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タイとカンボジア、大使レベルの外交関係復活

【タイ、カンボジア】タクシン元タイ首相がカンボジア政府の経済顧問を辞任したことを受け、タイ政府は24日、駐カンボジア大使をカンボジアに再度派遣した。カンボジア側も25日に駐タイ大使を任地に戻す予定で、両国は大使レベルの外交関係を再開する。

 タイは同国で汚職で懲役2年の実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン氏がカンボジアの政府顧問に任命されたことに抗議し、昨年11月、駐カンボジア大使を召還。カンボジアはこれを受け、駐タイ大使を呼び戻していた。

〈タイ、カンボジア関係〉
タイは国家形成の過程で文化や言語の相当部分をカンボジアから輸入したが、現在は国力が衰えたカンボジアを見下す傾向が強い。カンボジアではタイ側の優越感に対する反発が強く、2003年にはタイ人女優が「アンコールワットはタイのもの」と発言したという報道をきっかけに、大規模な反タイ暴動が起き、プノンペンのタイ大使館やタイ企業のオフィスが焼き討ちに遭うなどした。両国の国境係争地域にあるカンボジアの山上遺跡プレアビヒアが2008年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されると、両国関係は再度緊迫し、同年から今年にかけ、プレアビヒア周辺の国境で両国軍が数回武力衝突し、双方の兵士数人が死亡した。


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