【タイ】タイの熱延コイル大手サハウィリヤ・スチール・インダストリー(SSI)は27日、インド鉄鋼大手タタ・スチール傘下の欧州鉄鋼2位コーラスから英ティーサイドの製鉄所を買収する方針を明らかにした。同日、コーラスと覚書に調印し、詰めの交渉を進める。買収額は約5億ドルに上る見通し。
買収対象は欧州で2番目の規模の溶鉱炉、発電設備などを含み、スラブ生産能力は年間350万トン。大口契約が打ち切られ、今年2月から稼動を一部停止していた。
SSIは熱延コイルの年産能力400万トン。今年上半期は総売上高260・4億バーツ(約8・3億ドル)、最終利益23・7億バーツだった。
タイ企業は今年に入り、水産大手タイ・ユニオン・フローズン・プロダクツ(TUF)が欧州の同業大手MWブランズ、石炭大手バンプーがオーストラリアの同業センテニアル・コールの買収を発表するなど、大型買収が相次いでいる。