【タイ】タイのプミポン国王は1日、タイ軍幹部550人の人事を承認した。9月末で定年退官するアヌポン陸軍司令官の後任にはプラユット・ジャンオーチャー陸軍副司令官(56)が10月1日付で就任する。強硬な反タクシン元首相派とみられるプラユット氏が軍の最強ポストにつくことで、タクシン派と反タクシン派の抗争激化を懸念する声もある。
プラユット氏は1954年、タイ東北部ナコンラチャシマ生まれ。士官候補生学校12期、陸軍士官学校23期卒。タクシン政権を追放した2006年9月のクーデターでは、当時のアヌポン第1軍管区司令官の副官として重要な役割を果たしたとされる。アヌポン氏の後を追う形で、第1軍管区司令官、陸軍副司令官と軍のエリートコースを歩んだ。妻でタイ国立チュラロンコン大学語学研究所準教授のナラーポンさんとの間に娘2人。