【タイ】タイ治安当局は7日から、バンコク都内の高架電車BTS、地下鉄MRTの駅に警備の兵士を送り込んだ。各駅に兵士を最低4人配置し、24時間態勢で警戒に当たる。
タクシン政権を追放した2006年9月19日の軍事クーデターから丸4年を迎えることから、タクシン派の動きを警戒。駅以外にも、王宮、首相府、国会など400カ所以上で警備を強化した。
バンコクでは今年3―5月にタクシン派のデモ隊と治安部隊が衝突し、91人が死亡、1400人以上が負傷した。5月下旬に治安部隊がタクシン派を強制排除し、状況は沈静化したが、その後も7月25日にショッピング街のラチャプラソン交差点、同30日と8月26日にランナム通りの大型免税店キングパワー前で爆破テロがあり、1人が死亡、十数人が重軽傷を負った。8月31日にはタイ国営テレビ局NBT(チャンネル11)にてき弾(小型砲弾)が撃ち込まれ、車数台が破損した。