【タイ】タイ政府は7日の閣議で、中国の技術・資金協力を受け、鉄道網整備を進める方針を確認した。中国との協議、事業計画の策定を急ぐ一方、協力内容の国会への提出、公聴会の実施といった国内の地ならしも進める。
事業の目玉は中国からマレーシアまで伸びる最高時速200キロ以上の高速鉄道。中国は雲南省の省都昆明―ラオスの首都ビエンチャン―タイ東北部ノンカイ―バンコク―タイ・マレーシア国境のパダンベサールというルートを想定し、タイ国内ではノンカイ―バンコク(約600キロ)を優先して進めることでタイ政府と基本合意した。ビエンチャン―ノンカイ間のメコン川への架橋についてはラオス、タイ、中国の3カ国で協議する方針。タイ政府はバンコクと東部工業地帯のラヨンを結ぶ路線(約220キロ)も中国の援助で建設を目指す。