ラオスで炭疽患者54人確認、タイが警戒強化

【ラオス、タイ】タイ首相府のチャイ報道官は28日、3月に入り、隣国ラオスで炭疽患者54人が確認され、タイへの流入を阻止するため、警戒を強めていると明らかにした。タイでは2001年以来、炭疽患者

は確認されていない。

 日本の厚生省によると、炭疽は炭疽菌の感染で起こる人畜共通の感染症。炭疽にかかった動物や炭疽で死亡した動物に接触したり、炭疽で死亡した動物の肉、臓器、皮や毛に接触したり、食べたりすることで感染する。皮膚炭疽の場合、かゆみがおこり、続いてイボ状のできものができ、それが水ぶくれになって大きくなり、えぐれて潰瘍になり、最後にはくぼんで硬い黒いかさぶた状のものになる。発熱、倦怠感や頭痛を伴う場合がある。全く治療を行わないと、20%程度が死亡する。腸炭疽の場合、おう吐、発熱がおこり、続いて激しい腹痛と血まじりの下痢が見られる。50%程度が死亡する。肺炭疽では発熱、せき、呼吸困難やおう吐がおこり、90%程度が死亡する。抗生物質による治療が行われる。

チャイ報道官(写真提供、タイ首相府)

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